強さ・耐久性

strength

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アクリル板は優れた強度をもっています。
耐衝撃性が高いため、戦闘機のキャノピーや飛行機の窓などにも使われています。
また、アクリル板は板厚を増すことで大きな荷重にも十分に耐えることができることは、
水族館での水槽実績からも分かります。
衝撃にも水圧にも強いアクリル板は、災害から私たちを守ってくれます。

アクリルの
強度

万が一破損しても安心

万が一破損しても安心

油圧ジャッキ加圧による
アクリル板破壊状況

シーウォールは想定される荷重に対して十分に安全側に設計されています。そして万が一破損しても、粘りがあるため砕け散りにくいという性質もアクリル板の特長です。

FRAME CONSTRUCTION

シーウォールは
アクリル板と枠の一体構造

シーウォールはアクリル板と専用の枠を組み合わせた製品です。
アクリル板とそのアクリル板を拘束する部材や枠が一体化しており、
枠ごとコンクリート等に埋め込むことで堤防機能を果たします。
枠付きのため施工性が良く、メンテナンスも容易です。

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構造上の特徴

  • 温度伸縮を考慮
    アクリル板は、温度変化によりコンクリートの約6倍も伸び縮みします。その時に、一定の力で押さえられたままアクリル板がゆっくりと平行(面内方向)に動く仕組みです。アクリル板に応力が溜まらないため、夏でも冬でも常に必要な強度を保つことが可能です。

  • 維持管理性
    枠内のすべての部材が簡単に取り外すことができます。万が一、アクリル板に大きな傷が入った場合も、アクリル板だけ交換ができるため経済的です。メンテナンスも容易に行えます。

  • 施工性
    枠付きの製品のため、特殊な技能を必要としません。運搬やスリングベルト等での吊り込みが容易です。また、据付や固定などの作業が正確に行えます。

※右記の枠構造は特許取得済みです。

※下記の枠構造は特許取得済みです。

施工性を考えた枠構造
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一般財団法人
沿岸技術研究センターの評価

港湾関連民間技術の確認審査・評価事業における評価証(第14003号)を取得。

港湾の専門機関である一般財団法人沿岸技術研究センターで、防潮堤の窓としてのシーウォール構造や水密性、施工性についてご評価いただき、その性能を証明しました。

評価証

数々の試験を
クリアしたからこその
安心・安全

シーウォール開発当初、アクリル板を活用した防災技術の基準がありませんでした。
その為、様々な試験をおこないシーウォールが安心安全であることを立証してきました。

三方枠
一方枠

耐衝撃性試験

長さ2m、高さ1m、アクリル板厚3cmのシーウォールの中心に300kg鉄球(突起付き)を振り子式に加撃するという試験を実施しました。
結果、アクリル板も一方枠の連結目地も破壊しなかったことから、想定外の荷重に対しても粘り強い構造であることが確認できました。

載荷試験

載荷試験

油圧ジャッキで継続的に加圧し、アクリル板の変位量を測定しました。載荷と除荷を繰り返し、アクリル板の挙動や枠構造の状態を確認しました。

熱膨張試験

熱膨張試験

密閉された空間内の温度を50℃まで上昇させ、アクリル板の温度伸縮分を枠構造で吸収できることを確認しました。

水密性試験

水密性試験

製品天端まで水圧をかけた状態での漏水量を測定し、基準値内であることを確認しました。

水圧試験

水圧試験

実際に水を溜めて止水性能を評価。数時間経過ごとの状態も確認しました。

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よくある質問

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